スマートフォンで使える決済は何を使っていますか。
私は、ソフトバンクで契約したiPhoneを使っているので、おもに「PayPay」を使っています。
ただ、Apple WatchにモバイルSuicaを登録しておくと、iPhoneを出さずに読取の機械に近づけるだけで決済できるので利用することが多いです。
携帯電話の3大キャリアとして、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3社があります。
今日は、それぞれのキャリアと紐付いているスマホ決済について、携帯キャリアに加入していないと利用できないか調査した結果を話していきたいと思います。
目次
ドコモとd払い
NTTドコモのポイント制度は、dポイントです。
dポイントを使った支払をできるのが「d払い」です。
dポイントは、携帯電話の契約をドコモにしていないと使えないと思われがちですけど、「dアカウント」を作るだけで、ドコモユーザーでなくても使えるようになります。
ですからd払いは、ドコモユーザーでなくても利用できます。
アプリ | App Store Google Play |
利用者数 | 2,500万人以上 |
ポイント制度 | dポイント |
ポイント還元 | 200円につき1ポイント |
支払方法 | バーコード提示 QRコード読取 |
支払箇所 | 店舗 ネットショップ |
d払いは、iPhoneやAndroidのスマートフォンで利用できます。
携帯キャリアであるドコモが運営するスマホ決済なので、ポイント制度が統一されていてわかりやすいです。
ドコモユーザーは、dカードを発行すると毎月の携帯料金に応じてdポイントが還元されるので、ポイントを無駄なく使うためにもd払いがおすすめです。
auとau PAY
auでは、「au PAY」が使えます。
ポイント制度は、「Pontaポイント」へ変更になりました。
もともとau PAYでの支払箇所が少なかったものが、Pontaポイントと合体することによって利用できるところが増えています。
au PAYも「au ID」を作ることで、auユーザーでなくても利用することができます。
auユーザーは、au PAYの利用分は毎月の携帯電話料金に合算されるので、新たにクレジットカードなどを登録する必要はありません。
アプリ | App Store Google Play |
利用者数 | 2,300万人以上 |
ポイント制度 | Pontaポイント |
ポイント還元 | 200円につき1ポイント |
支払方法 | バーコード提示 QRコード読取 |
支払箇所 | 店舗 ネットショップ |
Pontaポイントは、ローソンでの利用が強かったので、auPAYもローソンでのポイントが多く付与されるキャンペーンを実施しています。
ソフトバンクとPayPay
ソフトバンクとPayPayは、直接紐付いてはいません。
Yahoo!系列のスマホ決済で、ソフトバンクの長期利用特典がTポイントからPayPay残高に変わるなど、連携が強化されています。
PayPayは100億円キャンペーンで一気に広まり、携帯キャリアが関係するイメージは、ドコモやauと比べて少ないです。
アプリ | App Store Google Play |
利用者数 | 2,800万人以上 |
ポイント制度 | PayPayマネー PayPayボーナス |
ポイント還元 | 最大100円につき1.5ポイント |
支払方法 | バーコード提示 QRコード読取 |
支払箇所 | 店舗 ネットショップ 公共料金の請求書 |
PayPayもソフトバンクユーザーでなくてもアプリから簡単に会員登録ができます。
PayPayは、クレジットカードからのチャージはYahoo!カードのみですが、銀行からのチャージは60行以上からできるようになりました。
ソフトバンクとワイモバイルのまとめて支払いでもチャージができます。
Yahoo!プレミアム会員は、ソフトバンクユーザーであれば自動的になれて、PayPayモールでPayPay残高で支払うと最大10%相当のPayPayボーナスが還元されます。
2020年6月には、抽選で利用金額の10倍がもらえる「PayPayジャンボ」が開催されるなど、オンラインでの還元に力を入れています。
マイナポイントに対応のスマホ決済は
マイナンバーカードは発行されましたか。
マイナンバーカードで注目されているのが、「マイナポイント」です。
10万円の給付金をもらう手続きに使えるだけではありません。
マイナポイントは、好きなキャッシュレス決済で使えるポイントが上限5,000円分もらえます。
d払い、au PAY、PayPayは、マイナポイントの事業に登録されているのでしょうか。
2020年5月29日現在で、3つのスマホ決済はすべて登録されているので、マイナンバーカードを発行してマイナポイントの予約をしておきましょう。
実際にどのキャッシュレス決済で利用するか決めるのは2020年7月になります。
まとめ
今回は、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアに紐付けられているスマホ決済について調べてみました。
スマホ決済は、広く使われることを目的としているのか、キャリアユーザー以外の人でもアプリから簡単に利用できるようになっています。
また、特典のキャリアユーザーを囲い込むほどの特典が、それほど用意されていません。
ポイント制度もドコモ以外は、auがPontaポイント、ソフトバンクがPayPayボーナスということで、別制度のポイントになっています。
ドコモユーザーは、dポイントの還元率が高いのでd払いを使うのがおすすめで、auとソフトバンクのユーザーは、使いやすいスマホ決済を使われるのがいいでしょう。
マイナポイントは、10万円の給付金をもらってから使うことで経済の活性化にもつながるので積極的に使いたいですね。
本日も最後までご覧いただいて、ありがとうございました。