キラキラウォーカー等による牛角や吉野家の公式キャンペーンまがいの広告が問題となって、最近マスコミに取り上げられました。
今回は、スマホアプリのランキング操作にポイントサイトが関与しているという内容の記事が新聞に掲載されているのを見つけました。
最近、ポイントサイトやお小遣いサイトがマスコミに取り上げられるのを見かけますが、ネガティブなイメージで書かれている感じを受けました。
記事の内容やアプリのランキング操作とはどのようなものか見ていきましょう。
- ランキングの不正操作とは
- リワード広告やブースト広告とは
- 広告が掲載されているアプリとランキングの関連性は
- なぜポイントサイトのことが取り上げられるのか
- ポイントサイトが有名になりすぎると困ること
- まとめ
目次
ランキングの不正操作とは
掲載されていた記事にはポイントサイトについて、クレジットカードの作成などでポイントがもらえて現金に交換できることからポイントサイトやお小遣いサイトと呼ばれるというような紹介がされていました。
この紹介は別枠で書かれているもののポイントサイトの説明については、事実そのとおりなので違和感は特に感じませんでした。
気になったのは記事の本文で、簡単に言うと、アプリの開発会社から依頼を受けたブローカーがポイントサイトに手配して、ポイントサイトを通じてアプリをダウンロードさせ、ランキングを操作しているといった内容でした。
また、記事の中にブローカーの言葉として「違法ではない。」と語るなど、ポイントサイトを使ってダウンロードをさせることが、悪いことであるかのような印象を与える書きぶりになっていました。
要はリワード広告やブースト広告を使ったアプリが不正なランキングを形成しており、ポイントサイトがその一端を担っているように感じました。
リワード広告やブースト広告とは
リワード広告とは、アフィリエイト広告の一種で、広告が掲載されたウェブサイトにおいて広告主のアプリのダウンロードなど成果が発生すると、広告主からウェブサイト側に成果報酬が支払われ、ウェブサイトがその会員にウェブサイトのポイントなどを付与する仕組みになっている広告のことを言います。
ブースト広告は、アプリのランキングを一時的に急上昇させることを目的としたリワード広告のことで、アプリのランキングには短期間のダウンロード数が影響するためリワード広告の予算を集中投下し、アプリをランクインさせることを狙った方法となります。
リワード広告とブースト広告については、これまでもAppleやGoogleが批判しており、問題視はされてきました。
確かにアプリの評価と関係なく低レベルなアプリがランキングに入ると、ランキングの信頼性がゆがめられることになり、良いアプリを求めているユーザーに不利益が生じます。
広告が掲載されているアプリとランキングの関連性は
私が普段利用しているポイントサイトは、ハピタス、ポイントインカム、ちょびリッチ、PONEYなどですが、これらのポイントサイトでもアプリやゲームのダウンロードでポイントが還元されるものがあります。
ただ、そのアプリや ゲームとApple Storeなどのランキングを見てみても、一致するものがあまりありません。
私が知っていたり使っているポイントサイトは、全体からすればごく一部なので、中にはリワード広告やブースト広告に重点を置いているポイントサイトもあるということでしょうか。
それにしても、上位にランクインしているゲームやアプリは、一般的に知られているものが多く、評価が高いものばかりで、不正をしてランクインをしたように感じられるアプリやゲームは見受けられないように感じました。
なぜポイントサイトのことが取り上げられるのか
先ほどから説明しているように、最近はポイントサイトをネガティブな方向に持っていくように感じるニュースがあるように感じます。
今回の記事もポイントサイト自体がアプリの不正なランキングの元凶かのように書かれています。
キラキラウォーカーの広告やリワード広告・ブースト広告のどちらも前々からあり、問題視されていましたが、ニュースや新聞で取り上げられるようなものはありませんでした。
それが最近になってよく取り上げられるようになったのはなぜでしょうか。
一つには、雨金祭りの影響で陸マイラーとポイントサイトが有名になり、ポイントサイトというものが記事にするだけのネームバリューができてきたということが考えられます。
ポイントサイトが有名になりすぎると困ること
ポイントサイトは、お小遣いサイトと言われるとおり、広告を利用することでお小遣いを稼ぐことができます。
お小遣い稼ぎで有名になったといえば、MNP一括0円キャッシュバック付きの携帯乞食があげられます。
携帯乞食も最初は一部のマニアだけが知っているものであったのが、インターネットを通じて情報がどんどん広がり、最後はMNPの攻略本が発行されるまでになりました。
有名になりすぎたため、携帯キャリアの負担が増えて現在はなくなってしまいました。
私がポイントサイトで懸念されることは、携帯乞食と同じように有名になりすぎて今の絶妙なバランスが崩れてしまうのではないかということです。
現在のところ、広告主、ポイントサイト、ユーザーの割合が適切なため、ポイントサイトは広告主からの依頼に応じてユーザーがお得に感じる設定で広告を掲載することができているような感じがします。
まとめ
ポイントサイトが最近は有名になって、新聞やニュースで取り上げられるだけのものになってきました。
しかし、有名になりすぎるとユーザーが多くなって数のバランスが崩れてしまい、広告の一人当たりの報酬が減ったり、人数限定となって競争が厳しくなってしまいます。
現にポイントサイトを攻略されている方のブログを見ますと、外食のモニター案件では競争が激化していて案件を取り損ねたというような記事をみかけます。
現在のポイントサイト、広告主、ユーザーの全員が得する関係を維持し続けるためにも、知る人ぞ知るという程度で収まってくれるほうが良いですね。
そう考えると今回の記事はどちらかというとポイントサイトに対してネガティブなものなので良かったかも知れません。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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見事な考察と持論で、読みごたえがありました。
勉強になりました♪
バカワイン様
コメントありがとうございます。
お褒めに預かり恐縮です。
これからもよろしくお願いいたします。
ボクもポイントインカムをやっていますが、
怪しいアプリ提供している会社を見かけます。
報酬を高めに設定して引き寄せといて、
条件のステージクリアがほぼ無理なものがありましたよ。
ゆーすけ様
コメントありがとうございます。
ポイントインカムに怪しいアプリもあるのですね。
気をつけるようにします。