昨年末に発売された2016年モデルのMacBook Pro(Late 2016)は、久しぶりのフルモデルチェンジということで期待されて登場しました。
しかし、新型MacBook Proについては、不具合が発生しているとの報告が多く出ています。
私もMacBook Pro Late2013の13インチを使っているので、発表時に買い替えを検討していたのですが、購入を見合わせていました。
今となっての話ですが、購入を見合わせた理由と見合わせてよかった理由をあげてみます。
目次
新型MacBookProの主な新機能
今回フルモデルチェンジとなったMacBook Pro(Late 2016)で搭載された主な新機能は、次のとおりです。
- Touch Barの新規搭載
- 指紋認証
- 新GPU搭載
- トラックパットの大型化
- 筐体の薄型化
- USB-Cポートの採用
MacBook pro(Late 2016)の購入を見合わせた理由
新型MacBook Proの新機能を見たときに最初に引っかかったのは、「Touch Bar」と「USB-C」でした。
ファンクションキーがないと、文字入力やキー操作で不便になると感じましたし、USB-Cに変わると、今までの周辺機器が使えなくなるので不便になると感じました。
つまり、Appleとしては革新的なものとして一押しで出してきた機能が、私にとってはこれまでの使い勝手が大きく変わってしまうマイナス要因になったのです。
ファンクションキーやUSB3.0など、これまでのよかったところを残しておいて、新たに追加されていたら受け入れたのではないでしょうか。
また、Late2016がフルモデルチェンジとはいうものの、Core i5 2.9GHz、SSD256GB、メモリ8GBというスペックで、私が現在使っているLate2013の、Core i5 2.4GHz、SSD256GB、メモリ8Gbのスペックと、目に見える違いがありません。
現在のところ私の用途ではLate2013のスペックで十分間に合っているので、このあたりも購入を見合わせた理由になります。
購入を見合わせてよかった理由
新型MacBook Proが発売されて2ヶ月ぐらいになりますが、ネットなどを見ていると初期不良なのか不具合に関する報告が出ています。
- 画面のちらつき
- 充電をすると勝手に起動
- バッテリーの充電ができない
- USB-C接続の外付けDVDドライブが使えない
- バッテリー駆動時間が短い
しかも、不具合が出ているのにプラスしてこのような気になる記事が出ています。
原因が分からないので修理の受付ができないという、とんでもない事態になっています。
まとめ
フルモデルチェンジの初期ロットは不具合が発生することが多いので買い控える方が無難という話を聞いたことはありました。
私はAppleの製品であれば、iPhoneをほぼ初期ロットであると考えられる時期にここ3年ほど購入していますが、不具合に遭遇したことは一度もありません。
MacBook Proの不具合が設計によるものなのか、それともソフトウェアの問題なのか分かりませんが、いずれにしても新型を待ちわびて購入した人のために素早い対応をしてもらいたいものです。
こうして見ると、MacBook Proは1年ぐらいの型落ちモデルを買うのが消費者として賢い買い方かも知れないですね。