久しぶりのiPhoneネタです。
iPhone6以降のモデルでバッテリーの性能が落ちると、急なシャットダウンを防ぐため性能を落としているということが明らかになり大騒ぎになりました。
AppleではiPhoneを守るためにしていたという弁解をしていましたが、ユーザーの怒りはおさまらず、結局Appleがバッテリー交換を税抜3,200円で実施することで今のところおさまっています。
私も予備機でiPhone6を持っているのですが、バッテリーの劣化が認められ、確かにベンチマークのスコアが低くなっていました。
しかも、CPUの脆弱性問題でiOS11.2.2に更新すると、ベンチマークのスコアが正常時の半分以下というとんでもないことになってしまったので、バッテリー交換をすることに決めました。
iPhoneのモデルによってはバッテリーが品薄となり交換できないというニュースもあったのですが、AppleStoreへ確認に行った結果、電話でバッテリー交換の準備をすることができました。
それでは、早速見ていきましょう。
目次
iPhone6の紹介
私が持っているiPhone6は、シルバーで容量64GBの国内版SIMフリーモデルです。
当時はiPhone6が売れまくってなかなか入手できないという状況で、9月から発売されましたが、10月になってようやくAppleStoreで手に入れた覚えがあります。
機種変更をしたのでiPhone6を使わなくなったのですが、家族全員がiPhoneなので不具合が起きたときの予備機にするため、下取り等に出さずにおいてあります。
iPhone6のベンチマーク結果
バッテリー劣化による性能低下
iPhone6のベンチマークには、「Geekbench4」を使いました。
Geekbench4では他機種のベンチマーク結果が表示されるので、所有している機種が性能的にどれくらいの位置にあるか把握することができます。
ベンチマーク結果は次のとおりです。
YourDeviceとなっているのが私のiPhone6で、シングルコア「1060」、マルチコア「1802」というスコアになっていますが、iPhone6の本来のスコアは、シングルコア1463、マルチコア2459となっているので、バッテリー劣化により性能が抑えられているということが明らかになっています。
iOS11.2.2による性能低下
CPUの脆弱性によりデータ等が盗まれる可能性があるということで大騒ぎになっており、Windows、MacOSなども即座にアップデートで対応していました。
iOSも11.2.2がリリースされたのでアップデートしましたが、アップデート後のベンチマークはひどいことになりました。
シングルコア、マルチコアともほぼ半分のスコアになっています。
マルチコアでは参考にiPhone5sとiPhone5のスコアがあったので載せたのですが、前機種のiPhone5sより低くiPhone5とあまり変わりません。
ベンチマークのスコアをまとめてみました。
通常 | バッテリー劣化 | iOS11.2.2 | |
シングルコア | 1463 | 1060 | 836 |
マルチコア | 2459 | 1802 | 1390 |
これだけCPUの性能が抑えられると動作に影響が出るのは間違いありません。
私のiPhone6でも動作や反応が鈍いなと感じるようになることが多く、iOS11.2.になってからはひどくなったのでバッテリー交換をすることにしました。
iPhone6のバッテリー交換
バッテリー交換の費用
iPhoneのバッテリー交換は、AppleCare+の保証期間が残っていて、バッテリーの性能低下が基準まで達している場合は無料で行ってもらえますが、AppleCare+に入っていない、保証期間が終了等の場合は、税抜8,800円かかります。
今回の件で、2018年1月から2018年12月までの期間限定で、バッテリー交換の費用が税抜3,200円になりました。
配送修理の申込ができない
2018年1月4日に確認したときは、配送修理といってヤマト運輸がiPhoneを自宅まで引き取りに来てくれて修理が完了すれば再度配達してくれる方法が可能だったのですが、現在配送修理は申込ができない状態になっています。
AppleStoreに予約を入れようにもスケジュールに空きがないため予約を入れることができない状態なので、バッテリー交換ができない状態になっていました。
AppleStoreで確認
AppleStore心斎橋に行って、スタッフに話を聞きに行きました。
iPhone6のバッテリー交換については、交換の受付をしてバッテリーを確保すればAppleStoreから連絡を入れるのでその時点で来店予約を取ってもらいたいとのことでした。
交換受付からバッテリーを確保するまでの期間は1ヶ月ぐらいかかり、バッテリーが用意できれば交換作業は1日で終わるとの話でした。
配送修理は預けたままになってしまい使用できない期間がありますが、AppleStoreへの持込修理は当日に終わるので使用できない期間があると困る方は持込修理をする方が良さそうですね。
電話サポートが一番確実
AppleStore心斎橋の修理受付は予約で一杯のため、飛び込みで行ってもなかなか順番が来ないことはわかっていたので話だけを聞いて帰りました。
まだバッテリー交換の手続きが進まない状態であったことから、サポートの画面を見ていると、「指定した日時に電話してほしい」という項目がありました。
Appleの電話サポートは、AppleCare+の加入者だけのサービスと思っていたので使っていなかったのですが、試しにやってみると予約を取ることができました。
指定した時間にAppleの電話サポートから電話が入り、AppleStore心斎橋で聞いたことも含めて話をした結果、バッテリーは1週間ぐらいで用意できるので、用意できたときにサポートから連絡が入ることになりました。
サポートから電話がかかってくるのは、サポートに繋がった状態で順番が来るまで延々と待たされることなくすぐに話ができて、待ち時間によるストレスがないのでとても合理的だと感じました。
サポートの方も丁寧な対応で一つずつの確認をしっかりとやってくれていました。
今まで使ったサポート電話の中では一番良かったのではないかと思います。
バッテリーも思っていたより早く交換できそうなので良かったです。
買い換えもお得です
現在、ドコモやauのiPhone6などを利用されている方は、おとくケータイ.netを使ってソフトバンクへのMNPという手段もあります。
おとくケータイ.netはソフトバンクに特化した累計契約件数20万件を突破した携帯電話事業者で、ソフトバンクへの乗り換えでお得なプランが用意されています。
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まとめ
今回は、iPhone6のバッテリー劣化による性能低下とバッテリー交換の手続きを紹介しましたが、いかがでしたか。
バッテリー劣化で処理能力を下げられると買い替えをしようかんと普通考えますよね。
iOSを更新するたびに旧機種は動きが鈍くなるのは実感としてありましたが、処理能力を実際に下げていたのはやり方がフェアではないように感じます。
バッテリー交換の値段を下げたのも、今回の対応がまずかったと考えているからではないでしょうか。
一方、ユーザーからすれば2年以上が過ぎたiPhone6のバッテリーを安く交換できるということもあって申込が殺到しているようです。
iPhone6シリーズでバッテリー交換を利用したい方は、まず電話サポートから指定日時に電話をかけてもらうのが一番スムーズにできるので試してみてください。
バッテリー交換が終了すれば、再度ベンチマークをやってみようと考えています。
処理能力が元どおりまで戻るのか楽しみです。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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