京都鴨川の川床(かわどこ・かわゆか)はご存知ですか。
鴨川沿いでは納涼床とも言われています。
関西人の私も川床の名前は聞いたことはあるものの、敷居が高く感じられたので、今まで行ったことはなく、今回生まれて初めて川床に行くことができました。
川床での宴会は、料理ももちろんですが景色を含めた雰囲気が素晴らしく、敷居も思ったより高くなかったので、体験できてよかったと感じています。
関西に来られることがあれば、ぜひ一度体験していただきたいので、今回は川床のレビューをしてみます。
それでは、早速見ていきましょう。
- 京都鴨川の先斗町付近を散策
- 京都鴨川の納涼川床です
- 鴨川の川床をおすすめする3つの理由
- 川床の料理は京都を感じる懐石料理でした
- 夕暮れから夜にかけて最高の景色で宴会ができる
- 川床の期間は5ヶ月あって予算はリーズナブルなところもあります
- まとめ
目次
京都鴨川の先斗町付近を散策
川床が始まるまで時間があったので、先斗町や鴨川、祇園を散策してみました。
先斗町の入口から北に向けて撮った写真で、手前右側にあるお店が今回の川床で宴会をした「先斗町いづもや」です。
関西の方ならコマーシャルで名前を聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。
昼間なので人通りは少なかったですが、夜になると先斗町の狭い通路は人であふれて大変賑わいます。
鴨川の土手沿いに並ぶ川床です。
写真右側が鴨川の本流で左手に支流のような水量の少ない川が流れていますが、禊川といいます。
禊川に足場を組んで、上に座敷が設けられています。
昼間の鴨川沿いの土手は人がそれほどいませんが、夕方になるとカップルが土手にずらっと並んで座っています。
時間に余裕があったので、祇園まで足を延ばしてみました。
先斗町から祇園までは歩いて5分ぐらいの距離なので、すぐに行けますよ。
昔ながらの街並みが残っており、石畳の路地がさらに雰囲気を醸し出していますね。
残念ながら舞妓さんを見かけることはありませんでした。
京都鴨川の納涼川床です
京都鴨川沿いにある先斗町いづもやの川床です。
店の軒先から飛び出したようなつくりになっていて、店内との行き来は自由にできます。
先ほど別の写真で川床の説明をしましたが、真下に水量の少ない川が流れています。
全部で50人ぐらいが座れる座敷になっています。
鴨川の川床をおすすめする3つの理由
今回、京都鴨川の川床で宴会をしてみて、川床をおすすめする理由を3つあげてみました。
- 京を感じる懐石料理が食べられる
- 夕方から夜にかけて最高の景色で宴会ができる
- 期間は5ヶ月あって予算が手頃なところもある
京都らしい最高の景色の中で、おいしい料理とお酒が楽しめた割に値段が思っていたより安かったので、本当におすすめします。
川床の料理は京都を感じる懐石料理でした
今回の宴会では、デザートを含めて全部で9品の懐石料理が出ました。
つきだしは、湯葉に雲丹と山葵がのっているものです。
鯛、イカ、つばすの刺身です。
鱧の吸い物です。
鱧が出てくるだけで京都らしさを感じるのは私だけでしょうか。
うるかの菊花和え、秋刀魚寿司、海老黄身寿司、南京、蓮根煎餅、雫余子松葉刺し、青唐唐千寿射込です。
鯛の胡桃焼き、はじかみです。
鱧の親子巻き、舞茸、白葱、青葉麩、百草生姜です。
蟹菊花巻き、打ち胡瓜、甘海老、椎茸、いくらの酢の物です。
ミニ鰻丼、漬物、赤出汁です。
鰻が出てくると思っていなかったので、とても得をした気分になりました。
デザートは安納芋プリンです。
夕暮れから夜にかけて最高の景色で宴会ができる
今回の宴会は午後5時から始まったので、最初はかなり明るかったですが、午後6時を過ぎてくると少しずつ周囲が暗くなりはじめました。
鴨川の対岸の街並みに明かりが灯って、いい雰囲気です。
昼間は人がいない土手ですが、夕暮れの時間帯になると、どこから現れたのか鴨川沿いの土手はカップルで埋まります。
対岸の夜景を見ているのでしょうか。
午後7時を過ぎると日もすっかり暮れて、川床から見る対岸の夜景がとてもきれいでした。
川床が終わって駅へ向かう前に今回お世話になった先斗町いづもやの入口を記念に撮りました。
おいしかったです、ごちそうさまでした。
川床の期間は5ヶ月あって予算はリーズナブルなところもあります
京都鴨川の川床が開催される期間ですが、先斗町いづもやでは、5月1日から9月30日までの5ヶ月間となっています。
雨天の場合は、店内で宴会をすることになります。
今回の予算ですが、懐石料理のコースと酒を合わせて9,000円でした。
飲み放題もあるそうですが、時間が2時間に限られる上に酒の種類も少なくなるとのことで酒は別注文にしました。
川床という特別な雰囲気で、最高の景色を見ながら京懐石のコースが味わえるならいいのではないでしょうか。
ドレスコードは特にありませんが、短パンやサンダル履きはできたらご遠慮くださいとのことなので、夏場は気をつけてください。
まとめ
京都鴨川の川床は初体験でしたが、最高な景色の中、とてもいい雰囲気の中で過ごすことができました。
一緒に行った人もみんな川床での特別な感じが気に入ったようです。
気になっていた予算も1万円以内で収まった上に、料理と酒を十分にいただけたので大満足の宴会でした。
今年の川床については、先斗町いづもやでは9月30日までやっているので、席が空いていればまだ行くことができますよ。
あなたもぜひ京都鴨川の川床で特別なひとときを過ごしてみてください。
結構病みつきになるかも知れませんよ。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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