ANAのプレミアムクラスを利用されたことはありますか。
プレミアムクラスは、ANAの国内線に設定されたワンランク上のサービスとシートが利用できるクラスです。
シートとサービスのグレードが上がるので料金は上がりますが、特典航空券を発行してからプレミアムクラスにアップグレードすれば、かなり安くプレミアムクラスでの空の旅が楽しめます。
ポイントサイトでマイルを貯めていて、ポイントサイトで貯めたポイントをVISAプリペイドカードにチャージしている方は、実質無料でANAプレミアムクラスが利用できます。
今回は、羽田空港から伊丹空港までの特典航空券をプレミアムクラスにアップグレードしてから搭乗したので、プレミアムクラスのメリットを解説したいと思います。
それでは早速見ていきましょう。
目次
ANAプレミアムクラスとは
ANAプレミアムクラスは、ANAが設定している国内線最高級クラスです。
専用チェックイン、専用手荷物預り、専用保安検査場、ANAラウンジの利用、優先搭乗、専用シート、機内食など、エコノミークラスとは全く違う特別なサービスを受けることができ、エコノミークラスからアップグレードをすることもできます。
専用サービスが受けられる分、運賃は高くなりますが、優越感と満足感に浸れるのでおすすめです。
プレミアムクラスへのアップグレード
プレミアムクラスは、エコノミークラスからアップグレードができて、マイルを使って発行した特典航空券でもアップグレードをすることもできます。
エコノミークラスからプレミアムクラスのアップグレードは、搭乗日に空港カウンターで手続きをしないとできなかったのですが、２０１８年４月から、ANAマイレージの会員限定で２日前からインターネットの手続きでアップグレードと座席指定ができるうようになりました。
今までは、プレミアムクラスが使えるかどうかは搭乗当日にならないとわからなかったのですが、事前予約できることにより、空港カウンターへ寄ることもなく直接専用の搭乗手続きへ向かうことができるようになったのでとても便利になっています。
アップグレードに役立つのがポイントサイトです。
ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換して、さらにポイントサイトの「モッピー」で公式プリペイドカードになっている「ポイントウォレットVISAプリペイド」を使えばモッピーのポイントをプリペイドカードにチャージしてVISAの提携店で利用することができます。
つまり、ポイントサイトでうまくポイントを貯めると、特典航空券の発券とプレミアムクラスの利用が実質無料でできてしまうのです。
プレミアムクラスの搭乗手続き
プレミアムクラスの搭乗手続きを解説します。
プレミアムクラスにはエコノミークラスとは別に専用のものがあるので、エコノミークラスのように行列に並んで待たされるようなことがほとんどありません。
プレミアムクラスの搭乗手続きや搭乗中の流れについては、次のようになっています。
プレミアムクラス専用カウンターと手荷物預り
プレミアムクラスには専用チェックインカウンターと手荷物預りがあります。
今はインターネットで手続きが終了すればチェックインは省略できるので、手荷物預りだけになりますが、伊丹空港では、２階にエコノミークラスとは別の場所にあって、混雑知らずで手続きができます。
プレミアムクラスの手荷物は優先タグが取り付けられて、到着後の荷物受取でもすぐに出てくるらしいのですが、それほど大きい荷物がないので私は使ったことがありません。
専用保安検査場
私がプレミアムクラスで恩恵をかなり受けていると思うのは、保安検査です。
飛行機に乗られる方なら一度は保安検査場の大行列を経験したことがあるのではないでしょうか。
フライト時間が近づいているのになかなか列が進まなくて焦ったり、チェックで引っかかって再度検査されて後ろの人のことが気になって焦ったりしませんでしたか。
プレミアムクラスで利用できる専用保安検査場ではそのように焦ることは全くありません。
専用なのでほとんど人が居なくてすぐに検査に入れます。
時間を気にすることなく、また行列に並ぶこともなく保安検査を終えられるので、本当におすすめです。
困るのは、専用保安検査場のスムーズさを知ってしまうと一般の保安検査場の行列に耐えられなくなってしまうことでしょうか。
ANAラウンジ
伊丹空港にはゴールドカード等で入られるカードラウンジの「ラウンジオーサカ」があります。
しかしラウンジオーサカは、保安検査場の外側にあるので保安検査にかかる時間を読んで早めに出る必要があってぎりぎりまでゆっくりすることはできません。
その点、ANAラウンジは保安検査が終わってから入られる位置にあります。
ですから、搭乗が始まるぎりぎりまでゆっくりすることができます。
しかも、フリードリンクがあって、アルコール飲料まで用意されているので、お酒が好きな人は無料で飲みながら出発時間まで過ごすという贅沢ができます。
酒を飲まない方でも、ANAラウンジは広くてスペースがたっぷりあるので、周りを気にすることなくゆっくりと搭乗案内を待てます。
優先搭乗と専用シート
搭乗するときもプレミアムクラスは優遇されています。
搭乗する際もエコノミークラスに搭乗する人より先に機内へ案内されます。
国内線に乗ったことがある方であれば機内に入ってすぐに、エコノミークラスと明らかに違うシートがあるのを見たことがありませんか。
プレミアムクラスのシートは、エコノミークラスより前後左右に余裕を持ったシートで、ひじ掛けには敷居がされていて隣の人と並んで座っていても気になることは全くありません。
前後のピッチも広いので、後ろの人を気にすることなくシートを倒すことができますし、足を前に思いっきり伸ばすこともできます。
シートが違うだけで旅の疲れもかなり違うことが実感できますよ。
プレミアムクラスの機内食
プレミアムクラスにはエコノミークラスには無い機内食が用意されていて、特に午後５時以降の特定空港から出発する便で出される夕食がおすすめです。
朝食と昼食はANAオリジナルメニューですが、羽田・伊丹・関西・札幌（新千歳）・福岡・名古屋（中部）発の午後５時以降に出発する便の夕食は各地の店舗監修のコラボレーションメニューが提供されます。
今回羽田空港出発のプレミアムクラスを利用したのですが、提供された機内食は、「乃木坂しん」が監修した「Premium GOZEN」でした。
今回提供された機内食の献立は次のとおりです。
- 出汁巻玉子、鶏照り焼き
- 蓮根甘酢漬け
- 豚・アボカドのポン酢餡
- 菜の花辛子和え、桜人参
- 青唐ちりめん、エリンギ佃煮
- 鳥丸
- 里芋旨煮、粟麩煮
- あさり・分葱のさっと煮
- 焼き鯖トマトご飯
- 豆腐の味噌汁
機内食なのでコンパクトな容器に入っているのですが、実際に食べてみると夕食として十分な量があります。
一つ一つのおかずが、機内食とは思えないほど丁寧に作らていて、味を楽しむことができました。
また、食事を楽しんでいる間にフライトが終わるというタイミングなので、時間が早く感じます。
まとめ
今回は、特典航空券からプレミアムクラスへアップグレードした空の旅を紹介しましたが、いかがでしたか。
ポイントサイトをしていると、マイルが貯まって、またポイントをプリペイドカードにチャージすれば、クレジットカードと同じようにネットでの支払いに利用できます。
特典航空券とアップグレードが実質無料で、快適な空の旅を楽しむことができます。
私は２０１６年９月にポイントサイトでマイルを貯められることを知って、ANAカードのキャンペーンやポイントサイトを利用してマイルを貯めました。
今まで、飛行機に乗ることなんて本当に特別なことで、特典航空券やプレミアムクラスというものがあることさえ知りませんでした。
それが今では、特典航空券を取ってプレミアムクラスまで使えるようになるなんて本当にポイントサイトのおかげです。
あなたもまずはポイントサイトをはじめて、ポイントをマイルに変えて特典航空券を取ってみませんか。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
