大阪にある「難波」から「日本橋」までは歩いて行けるのをご存知ですか。
大阪のキタと並ぶ中心街の「なんば」から電気街、オタクの街で有名な「日本橋(にっぽんばし)」までの距離は、結構近いので歩いて行くことができますよ。
今回は、JR難波から近鉄大阪難波、近鉄日本橋駅方面へぶらぶらと歩いて行けて、観光も兼ねることができる、おすすめの歩いて行けるルートとおすすめランチを紹介します。
目次
JR難波から近鉄日本橋への移動は「なんばウォーク」が便利
なんばウォークは、大阪市中央区の地下に作られた街で、JR難波駅に隣接して地下鉄や近鉄の難波駅から日本橋駅までを結びます。
地下街の通路には、ファッション、飲食店、雑貨など約240店舗が軒を連ねているので退屈することなく歩けて、暑さ寒さをしのいで移動することもできます。
難波のおすすめランチ「アジヨシ」の焼肉定食
なんばウォークの20番出口を上がってすぐにあるのが、焼肉「アジヨシ千日前店」で、焼肉の名所「鶴橋」に本店がある「アジヨシ」の支店となります。
私が難波界隈に出かけたときのランチは、半分ぐらいこの店の焼肉定食を食べています。
これがアジヨシの焼肉定食です。
私がなぜこのメニューをリピートするのかと言いますと、肉7枚、おかず2品(大根と肉の煮物、ナムル)、キムチ、ごはん(お替わり自由)、スープで980円(税込1,056円)という圧倒的なコストパフォーマンスと肉の味・質に惹かれたからです。
肉はロースで、値段からすれば十分な肉厚がありますし、本場鶴橋の味が気軽に楽しめるのでおすすめです。
千日前筋から「なんばグランド花月」へ
アジヨシで腹ごしらえが終われば、次は千日前筋を通って日本橋へと向かいます。
なんばウォークに戻れば最短距離で近鉄日本橋駅に行けますが、観光でうろうろできて、ついでに名所が見られるルートを紹介します。
アジヨシを出てすぐ見える千日前筋の光景で、右手に「ビックカメラ」があり、左手には「AMZA1000」という、いわゆる健康ランドがあります。
アーケードを南へまっすぐ進んでしばらくすると、左手に「なんばグランド花月」が見えてきます。
なんばグランド花月では、吉本新喜劇や漫才などのお笑いを見ることができたり、中によしもとオリジナルのお土産を買える店があります。
ここでの公演は、入場料が5,000円ぐらいする上に当日券はほとんどないので土日祝日に予約なしで見るのはかなり難しいです。
そこでおすすめなのが、なんばグランド花月の向かいにある「よしもと漫才劇場」の公演です。
この公演は、まだ売り出し中の若手やテレビで見かける中堅どころの漫才やトークと、よしもと新喜劇を見ることができて入場料が2,500円とお値打ち感があります。
公演は2時間ぐらいあるので十分に楽しむことができますよ。
道具屋筋で「たこ焼きセット」を発見
なんばグランド花月から南へ進むと道具屋筋があります。
道具屋筋は名前のとおり、調理に関する道具の店がある商店街で、食品サンプル、調理器具、包丁、食器など飲食店に関係するものが沢山売ってあります。
体験で、食品サンプルを作ることができるお店もあります。
大阪といえば「たこ焼き」というイメージを持っておられる方が多いですけど、道具屋筋ではこんなものも売っています。
ほんまもんのたこ焼きセットです。
たこ焼きの鉄板とコンロは、ガスにつなぐタイプで、合わせて1万円ぐらいで販売されていますのでお一ついかがでしょうか。
日本橋の電気街とオタロード
道具屋筋が終わって東へ進むと、携帯電話ショップやじゃんぱらなどが軒を連ねる通りから日本橋の電気街へとたどり着きます。
これがオタロードです。
オタロードと言っても、メイド喫茶、パソコンショップ、ゲームショップ、カードショップ、おもちゃなどいろいろなオタク向けのショップが混じっていて、通りには秋葉原と同じようにメイド喫茶やメイドリフレなどの客引きをする女の子がいます。
私はガジェット好きなので、中古のスマホやノートパソコンを置いている「イオシス」「ショップインバース」「ソフマップ」「パソコン工房」などのショップに行くことが多いです。
以前は、いかにも「おたく」という人を見かけたのですが、最近はそのようなマニアックな姿をした人は見かけないようになった気がしますね。
ちなみにオタロードから更に南へ行くと通天閣へ行くこともできますよ。
難波のおすすめランチ 1ポンドのステーキ・ハンバーグ「タケル」
このオタロードでがっつり肉を食べたいときにおすすめするのが、「タケル」です。
オタロード屈指の人気店で、店の向かいにいつも行列ができています。
人気の理由は、何と言っても肉のボリュームと安さを両立させていることにつきます。
また、もう一つおすすめする理由は、オリジナルのタケルソースやガーリックチップなどいろいろなの調味料を使えるので、大量の肉でも飽きることなく食べることができるのです。
この店に行ってから別の日に「いきなりステーキ」へ行ったことがあったのですが、タケルと違ってソースが一種類だけで食べ飽きました。
そう考えると、タケルのテーブルに置かれた調味料は、客のことがよく考えられていて行列ができるのも納得です。
あなたも一度タケルの1ポンドステーキに挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか、JR難波駅からこのルートを通って最後に近鉄日本橋へ行くと約5キロメートルぐらいを歩くことになって、いい運動になります。
大阪ミナミの観光と言えば、道頓堀の「グリコ」や「かに道楽」が有名ですが、近くにもいろいろと楽しいエリアがあります。
あなたも大阪ミナミを訪れたときは、是非このルートを試してみてください。